見果てぬ夜の夢

カテゴリ : コーヒー

久しくコーヒーを抽出する時はモカかフレンチプレスで作っていたが、後片付けが面倒で
へたをすると台所の排水口を詰まらせてしまいかねないので、楽をしたいという思いから
ペーパードリップにしようと考え、ネットで探していたらちょっと変わったドリッパーを
見つけた・・・猿田彦コーヒーのDrippenである。

drippen_1
         
                  サーバーは付属しない
         (この画像は猿田彦コーヒーの許可を得てオンラインショップの
         写真を使わせて頂きました)

この一風変わった形が妙に気に入り、即ポチった次第です。

待つこと数日、届いた箱を開封すると

drippen_2
       
         (この画像も猿田彦コーヒーのオンラインショップの写真を
         許可を得て使わせて頂きました)

このように組み立て式になっていて、説明書に従って組み立てます
ペーパーフィルターも10枚付属しています。

付属のペーパーフィルターが通常のものと少し変わっていてサイズはハリオの02と
ほぼ同じなのだが、張り合わせ部分のそばが糸で縫ってある

ペーパーフィルター


説明によると補強のためらしいが、手間がかかる分ペーパーフィルターの価格は
結構高い。

実際にセットしてみると

drippen_3


かなり上にはみ出るので、そっと給湯しようとするとじゃまかも・・・
説明書には他社製のフィルターでは破れる可能性があると書いてますが、私は一杯分
の抽出がほとんどなので、ハリオの01フィルターを使ってみたところ

drippen_4


こちらの方がサイズ的に良さそうである(自己責任で)

過去に数度ペーパードリップで抽出したことはあるが、こつを掴む前においしくない
のでやめた経験があるので、ネットでやりかたを学習して抽出してみた。

ゆっくりと少量ずつ給湯して、できあがりを飲んでみると・・・おいしい
モカやフレンチプレスと違ってコーヒーオイルが少ないせいか、すっきりとした味で
これなら2杯でも飲める(私の好みはオイルも含んだ重いコーヒーだが)

ドリッパーの横の壁が無いのでペーパーフィルターの底の方が少し膨らんでいるが
これが幸いしているのかどうか、現在の私には判断しがたい・・・

ともあれ、これからは今までと違った味のコーヒーも楽しめる

良きかな

     猿田彦コーヒー オンラインショップ


ポーレックスのコーヒーミルを使ってエスプレッソ・モカとプレス式コーヒーを楽しんで

いましたが、そのつど粗さ調整をするのが面倒になり

ハリオのセラミックコーヒーミル・スケルトン(MSCS-2TB)を

購入して2ヶ月経つので、使った感想を書いてみます。

ハリオ_ミル

左端にあるのはコーヒー受けの蓋 兼 ミル部を外したときの置台です。

右端にあるのはミルの蓋(挽くときに豆が飛ばないように)ですが、私は使ったことがありません

使わなくてもゆっくり挽けば豆は飛びません。



ハリオ_ミル2



ミル部とコーヒー受けを外した写真です。

コーヒー受けは蓋をすればそのままキャニスターになり、まとめて挽いておくには便利です



ハリオ_ミル3



豆の粗さ調整をする部分を拡大してみました

爪が縦になっているストッパーを外し、ナットを回して調整するのですが

付属する取扱い説明書には、どれだけ回せばよいのか記載はなく

ハリオのホームページのQ&Aを見ないと不明なので、親切さに欠けていると思います。



実際に使ってみた感想ですが・・・

良い点 ・・・ 押さえやすく、あまり力も必要なく使いやすい

         豆をまとめて挽いておいて、そのまま保存できる
         (私はそのつど挽いていますが)

        歯がセラミック製なので、分解して水洗いができる


悪い点 ・・・ ミル部を外したとき、内歯部分が少し出ているので置台が必要
         コーヒー受けの蓋が置台になるが、そうするとコーヒー受けに
         蓋ができない。

        豆を挽くとき、ハンドルと内歯につながる軸がブレる
        そのため、挽いた豆の粗さが一定しない
        (一般的に多少はバラツキがでるが、特に多いように思う)
        最初は理由がわからなかったが、軸が一点で支持されているためと判明
        ぜひメーカーさんは2点支持、あるいはブレを最小にするように改良してほしい
        このブレのため内歯がミル本体に少し当たっています。


家庭用として考えれば価格、使いやすさの点でまずまずだと思います



今回は普段私がコーヒーを入れるときに使っている器具を紹介します。

過去には電気式コーヒーメーカー(ペーパードリップ)を使っていましたが

どうもコーヒーがおいしくなく、現在は電気式のエスプレッソ・モカ(デロンギのEMK-6 現在は販売終了)



EMK-6

      (画像のサーバー部が茶色に見えるのは使いこんでいるためです
       白い斑点に見えるのは洗ったばかりで水滴が残っていました)


を主に使っています。

かの有名な直火式のエスプレッソ・モカ電気式にして、サーバーを透明にして

出来上がりをわかり易くしたものと思ってください。

豆の挽き方はエスプレッソマシンほど細かくすると、抽出したコーヒーに豆の粉が

かなり混じってしまうので、これよりやや粗くした方がいいようです。

昔はエスプレッソというと焙煎はイタリアンローストでしたが、今はシティーあるい

ハイシティーが主流のようです。




ワンパターンではおもしろくないので、ネルドリップに挑戦してみようかと思い

いろいろ調べていたらネルは管理がかなり面倒で、どうしようかと思ってい

のですがプレス式の抽出器具があることを知りました。

私はプレス式の抽出方法は知りませんでしたがヨーロッパでは普及している

方法とのことで、興味を持ちさっそく購入してみました。

それがこのボダム社のプレスタンブラーです。

プレスマグ_1


プレスマグ_2


ようはタンブラーにプレス用の器具がついている、一人用のものです。

タンブラー部分は二重になっており熱湯を入れて持っても熱さは感じません。

購入したときはタンブラーの側面に絵が描かれた紙が入っていましたが、

お湯の量がわかり易いように取外し、180CCのところに油性ペンで印を

入れました。

実際に使ってみると非常においしいコーヒーができあがりました。

コーヒーの成分を阻害する要素がないので、うま味成分も雑味成分もきっちり

抽出してくれます。それゆえコーヒー豆の鮮度が重要になります。

プレス式コーヒーのいいところは豆の量とお湯の量、抽出時間さえ守れば

ドリップのようなテクニックはいっさい必要なく、誰でもおいしく抽出できるのが

ミソです。

またこのタンブラータイプは抽出してカップを使わずにそのまま飲むことも

できます。まさしくずぼらな人向けの器具です。



ついでにコーヒーミルを紹介します。

最近まで挽いた豆ばかり購入していましたが、豆の鮮度が落ちるのが早く

ミルの必要性はかねがねより感じていましたが、エスプレッソ用に挽ける

ミルがなかなかなく、あったとしても非常に高価で二の足を踏んでいましたが

手動式でエスプレッソ用にも挽けるものを見つけたので購入しました。

それがこのポーレックスのミルです。

ミル_1


ミル_2



昔アンティーク調の手動式ミルをつかったことがありますが、力が必要で面倒になり

使うのをやめてしまいましたが、このミルはハンドルの長さが十分にあるので、さほど

力はいりませんし、本体の形状がグリップしやすいので使いやすいミルです。

一度に30gまで挽けます。

下の写真の右端のつまみで豆の粗さを調整します。

これからもおいしいコーヒーを味わっていきたいと思いますので

皆さんもコーヒーを楽しんでください。




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